ふじのくに森の町内会

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サポーター企業情報

「ふじのくに森の町内会 間伐に寄与する紙」を真っ先に使っていただいた
静岡市清水区の菊池建設株式会社さん。
こんな印刷物が出来上がりました!

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創業55周年とのことで、
ポスターとチラシを製作されました。
只今キャンペーン中だそうです!
ふじのくに森の町内会のロゴマークもご使用しただいています。
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菊池建設株式会社さんは静岡県の「しずおか未来の森サポーター」企業として、
浜松市天竜区只来の浜松市立鏡山小学校の学校林の支援も行われています。

菊池建設株式会社さんには、ふじのくに森の町内会 サポーター企業の第1号として、
認定証が発行されます。
只今製作中ですのでもうしばらくお待ち下さい。
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by fmori-cho | 2009-12-25 15:12 | サポーター企業

間伐とは

間伐材という言葉をよく聞くようになりましたが、
間伐って実はどんなことなのか、ご存知ですか?

間伐とは(wikipediaから引用)
間伐は、樹木の生長に伴って混み合ってきたが主伐には至らない森林で、樹木の生育を促すために間引くための伐採であり、収入を得る事を目的とする(*1)。また、林床に太陽光線が届くようになり、下草が生育しやすい環境ができ、土壌の流出防止にも繋がることから、土砂災害防止のためにも重要視される保育作業である。
(*1)但し、日本における現状は、高度成長期に需要を見込まれて植林されたものの、木材以外の材料へのシフト、安価な輸入木材の普及などの事情変化から国内森林の経済的価値が低下し、間伐されていない所も多いようである。収入を得る目的というよりは、環境保全、土砂災害防止など已むにやまれぬ間伐をしている所もある。また、費用面から間伐材を運び出せず、山にそのまま放置していることもある。

森の広さに対して育つ木材の量は一定だといいます。
苗木は風に倒されたりしないように密集して植栽し、徐々に成長の悪いものや曲がった木を伐採し減らしていくことで、残りの木がさらに成長できる環境を作ります。また間伐して密度を減らさないと、木は太陽の光を求めて上へ上へと伸び、建材として使えない細くて長い木になってしまうのです。

木を植えるだけでは持続的な森は作れません。
整備・管理も含めて、森と共存するといえるのでしょう。
静岡県では、企業の森づくりとして、間伐作業や間伐するため現地整備として下草刈りなどの協力をしていただく企業さんを「しずおか未来の森サポーター」として認定しています。
ふじのくに森の町内会は、もっと手軽に森の整備参加する仕組みとして「しずおか未来の森サポーター」に加わった制度です。赤字をださずに森を整備すること、間伐した木材を有効に始末すること、これが次の間伐につながる「間伐に寄与する紙」なのです。
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by fmori-cho | 2009-12-25 11:39 | 森林づくり

山の仕事

木材の納入をしていただいている静岡市林業研究会 森林認証部会 
部会長さんの山に手入れの現場を見学させていただきました。
ふじのくに森の町内会の事務局のある静岡県庁より北西の方向へ約1時間、
木材を積んだトラックとは絶対に出くわしたくないような細い山道を登りました。

a0153778_111599.jpgこれは途中の景色です。


標高は約630mとかなり上りました。周りは山ばかり、とても静かで広大な景色が広がります。
極寒(雪があるかも!)と覚悟していましたが、幸い気候もよく暖かな日差しに恵まれました。
前日は寒かったそうですが、先週多く地域で雪が降ったことを思うとやはり静岡は暖かいのだなと感じます。

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作業の現場は約50年生、樹高は30mほどのスギ・ヒノキの山です。
きちんと間伐がされているので木が込み入っておらず、また南向きの斜面ということもあって陽の当る明るい林です。


そのなかで成長の遅い木や、曲がっていて建築用材として使えない木を定期的に切り倒し、
残りの木の成長を促すのが間伐です。
ここでは、作業効率の良い列状間伐ではなく、1本1本の木を見て間伐する定性間伐を行っています。
時間と手間がかかりますが、丁寧な仕事です。
a0153778_10345885.jpg枝が邪魔していますが、伐採中です。

a0153778_10355315.jpg木が倒れる瞬間です。


整備してある林道を外れると斜面は急になりますが、
匠はそんな斜面を身軽に移動しながら伐採する木を決めていきます。
そして木の方向と倒し方を定め、チェーンソーを動かします。
木が倒れる時には大きな音がしてすごく迫力がありました。
広大な景色の中、黙々と作業する山の男は本当に格好良かったです。
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静岡市林業研究会 森林認証部会ではSGECという森林認証を取得しています。
SGECには、伐採の仕方にもいろいろな取り決めがあり、
人間の都合ではなく、環境や生態系に気をつけて森を管理するそうです。

山を下るときれいな川と温泉があり、わさびが売られていました。
今後、木材搬出現場としてサポーター企業の皆様を是非ご招待したい静岡の風景でした。
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by fmori-cho | 2009-12-22 16:32 | 出来事

木材の搬出

12月11日、ふじのくに森の町内会への皆様のご協力により、静岡県内の間伐による未利用残材が初めて山から搬出されました。
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これは、これまでふじのくに森の町内会の紙を指定して使っていただいた量と同重量の木材をチップ工場に納入し、紙の原料として活用する第1弾です。
今回は初めてということでトラック1台分、木材重量として約8.8tのヒノキを納入されました。木材は水分を含んでいますので、木の重量の約4割、つまり約3.5tの紙になります。この4割というのはスギ・ヒノキの比重によるもので、木によって変わります。
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あいにくの雨でしたが朝から木材をトラックに積み、静岡市玉川の山から富士市のまるいチップ工業さんへ運んでいただきました。

まず木材を積んだトラックの重さを計量し、荷物を下ろしてから空のトラックをまた量り木材の重さを算出します。この重さによって木材は取引されます。
今回納入した木材は、通常のチップ材とは別に2500坪もストックヤードに置いていただきました。もっともっとたくさんの木材を受け入れる準備ができていますよという、まるいチップ工業さんの心意気が感じられます。
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この後、木材の皮をむき、チップに粉砕されます。チップにしたら、日本製紙富士工場へ運び、そこで紙の原料であるパルプに加工し、製紙されます。

木材を山から搬出するには、チップ用の木材の代金だけでは足りません。ふじのくに森の町内会のシステムでは、チップ代金に未利用材活用費を上乗せして支払います。これにより、搬出できずに林地に切り捨てるしかなかった間伐材を資源として活用できます。なんとかきれいな整備しやすい山にしたいものです。
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by fmori-cho | 2009-12-16 17:14 | 出来事